2010/07/26

Countdown to Mo' Fun Vol.8 -その4


Numb & Saidrum
日本のエレクトロニック・ミュージックシーンで90年代より活動するNumbとSaidrumによる、2人のエレクトロニック・ミュージシャンによるユニットである。2人はモジューラータイプのsoftwaresynthesizerであるReaktorを使い、コンピュータ音楽の為の通信プロトコルであるOpen SoundControlで、2台のラップトップにシンクをかけて、ビートやエフェクトなどをリアルタイムに構成し、フィジカルにmidi controllerを演奏する。
カオティクに情報が氾濫する町、東京で育った2人は自然と世界中の多様な音楽に影響を受ける。その中でも、特にエレクトロニック・ミュージックに影響を受け、まさに節操無く、Hiphopから、Techno、House、Electronica、Industrial等を吸収し、そのサウンドは、鋭さと荒々しさの裏に静寂さを合わせもつ奥深いサウンドで、独特のエレクトロニック・ミュージックを創造している。レーベルRevirthからりリースされた二人の作品はそれぞれ日本のエレクトロニック・ビートシーンのクラシックと言って過言では無いだろう。
2008年4月にはNUMB × SAIDRUM × 吉見 征樹 × 井上 憲司(from BOYCOTT RHYTHM MACHINE II VERSUS)によるニュープロジェクト“Doraco”でのアルバムをリリースした。更にNUMBは坪口昌恭、菊地成孔のプロジェクト、東京ザビヌルバッハのメンバーとして参加したアルバムも2008年4月にリリースした。残るは遂に、NUMB & SAIDRUMのアルバムか……

http://www.myspace.com/ekoune


Numb - 89
"永遠の身震い"を感じるクラシック。

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